今、にわかに注目を集めているのが仮想通貨。
Bitcoin(ビットコイン)とかEthereum(イーサリアム)とか、名前は聞いたことがある方が多いことと思います。
ビットコインと言うと、何年か前のマウントゴックス社によるビットコイン消失事件を思い出す方も少なくなく、怪しいんじゃないの?と思われる方もいることでしょう。
しかしながら、ここ数年、ビットコインなどの仮想通貨に使われているブロックチェーンと言う技術が非常に注目されているのも事実です。
ブロックチェーンって言うのは、分散型のコンピューターネットワークのことで、中央集権を置かないで、信憑性のある合意に到達する方法を可能にする技術です。
今までの取引ってのは、VISAみたいなクレジットカード屋さんや、PayPalのような決済サービスを利用して、あくまでそこを介しての取引でした。
分散型のシステムってのは、世界中に点在するパソコンにデータを置く、つまり一つの場所に集中してデータを置かないようにすることで、壊すことができないネットワークを作る技術です。
全取引履歴のデータが世界中に散らばっていて、みんなでシステムを監視し合っているので、特定の人によるシステムのハッキングを防止することができる、と言う仕組みです。
細かい技術的な話は素人の私には、よくわかりませんが、データが分散されているから、どこかが壊れても、他の場所で補完できるし、そこに残っているデータで復旧できる。
みんなで監視し合っているから、悪さはしにくいし、バレやすい、それはイメージできますね。
この技術、ここ数年で技術的にかなり進展しまして、徐々に社会実装され、普及しつつあります。
国内ブロックチェーン関連市場、2021年に298億円規模に 金融以外での活用進む
↑ブロックチェーンに関する市場は、向こう5年で急拡大、なんて話も。
そして今、リアルな通貨経済で信頼できる通貨が少なくなってきているのも事実です。イギリスがEUを離脱したかと思えば、選挙結果で混沌となったしで、ポンドは先行き不透明、アメリカはトランプ大統領誕生で、やっぱり不透明感は否めない...そうなってくるとリアルな通貨と比較すると、相対的に仮想通貨の信頼度と価値が上昇するんですよね。
ポンドもドルも不安だし、ビットコインに買えておこーっと、くらいの方が増えるのは当然の流れです。短期的なり長期的に投資目的で購入される方も少なくありません。
実際問題、最近のビットコインの対円相場をみてみると...
本日現在で 1BTC = 280,000円、二ヶ月前の2倍、半年前の3倍に跳ね上がっています。
ビットコインと並んでよく名前の挙がる仮想通貨、イーサリアムの対円相場を見てみますと...
これまた、ここ数ヶ月で急上昇!!
短期的に変動を繰り返しているので、これが投資目的に使われる理由の一つでもあるんでしょうね。そして長期的には上昇基調って言うところも魅力的。
最近のこの動きは、海外ではなくて、日本から投機目的で資金が流入し、相場上昇の「主役」となっているとの見方が多いです。いよいよ日本でも本格的に普及し始めたと言ったところでしょうか。
さてさて、今後、どうなりますことやら???
私も少しだけ触っていますが、のめり込みすぎないように注意しています。
技術的にかなり信頼性は上がってきましたし、使える場所も(まだメインはネットの世界ですが)増えてきました。
皆様も、下のリンクから是非、どうぞ♪