釈迦

上機嫌メッセージ

シッダールタを読ました

ヘルマン・ヘッセ作のシッダールタを高校生時代以来、再読しました。久しぶりに読むと全く違う作品のように感じられました。名著と言われる作品は、読者の人生の状況によって、時々に違った印象を残すものです。それは、人生の普遍のテーマを扱っているからで...
上機嫌メッセージ

三聖会談

『孔子・老子・釈迦・三教図』。諸橋轍次著「三聖会談」は私の愛読書のひとつです。その本に掲載されていた三教図です。前から孔子、老子、釈迦が描かれています。私にとって三聖会談は、今や心の中にあるバーチャルな「最強の苦悩解消の相談場所」になってい...
上機嫌メッセージ

緩み過ぎず、締まり過ぎず

緩み過ぎず、締まり過ぎず。ある仏弟子があまりに一生懸命になり過ぎ疲れ暗く悲しい思いになっていました。琴の名手のその弟子に釈尊は問います。「弦が緩み過ぎているとどうなります?」弟子は「鳴りません」と答えます。「締まり過ぎていると?」の問いに「...
上機嫌メッセージ

生死を超える

「この世の生死を超えることが出来るか?」弟子の問いに釈迦は答えます。「もし仮に光の速度で動いたとしても、現世から抜けだすことは出来ない。自分の体を深く見つめて、そこで生まれることもなく、死ぬこともない世界に触れることを見つけよ。不生不滅の世...