仏教

上機嫌メッセージ

一日のはじめとおわり

「太陽も、朝日として昇り、夕日として西のかたに沈んでいく。朝日にかしわ手を打つのが神道で、西方の空に沈む夕日に合掌するのが仏教である」。五木寛之著「下山の思想」より60歳を超えた私にとって、これからの人生を考えるうえでも、今日一日をどのよう...
上機嫌メッセージ

忖度

忖度(そんたく)は元々、仏教用語だと知っていましたか?森友学園問題や加計学園問題に際して用いられたことで悪い意味で流行語のように使われています。忖度とは本来は仏教用語で、「他人の気持ちを推し量る」相手を思いやる優しさのこもった言葉だと、ある...
上機嫌メッセージ

諸法無我

「諸法無我、すべてのものは他と切り離され独立して存在する「我」などなく、相互依存と相互浸透の関係にある」。とブッダは説きます。他者がいるから私もいる。私がいるから他者もいる。他者のなかにも私がいる。私のなかにも他者がいる。そう考えると、人生...
上機嫌メッセージ

諸法無我(しょほうむが)

『諸法無我』の真理に目覚めれば目覚めるほど、怖れや軋轢から解放されます。諸法無我とは、この世のなかに他の全てのものや現象から独立した存在、『我(が)』など無いという仏教の教えです。他者がいるから自分がいる。自分の中にも他者がいる。死があるか...
上機嫌メッセージ

菜根譚(さいこんたん)

人に施した恩恵は忘れてしまったほうがよいが、人にかけた迷惑を忘れてはならない。また、人から受けた恩を忘れてはならないが、人に対する怨みは忘れてしまいなさい。『菜根譚』にある言葉です。現在、儒教、道教、仏教、古神道など東洋思想を系統的学習中で...