上機嫌メッセージ

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自己を習う

仏道を習うというは自己を習うなり、自己を習うというは自己を忘るるなり。道元「幸せなりたい」という思いの裏には他人に嫉妬し現在に感謝を忘れ不満な心があるものです。それは自己に囚われた心であり、そんな欲を忘れて、眼前の事に集中することが自己を忘...
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お彼岸

「魂の故郷は彼岸」。仏教では色々な欲望や迷い悩み多い現実世界を「此岸」といい、苦しみのない理想世界を「彼岸」といいます。彼岸に至るとは迷いの岸を離れ彼岸に達することで、単に死んでこの世を去ることではないそうです。悟るとは生きて魂の故郷である...
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お葬式

「お葬式は生きている人の為のもの」です。お葬式は一般的には、亡くなった方を供養する為にするものと考えられています。もちろん、それもあるとは思いますが、遺族や参列された人が真摯な心で「人生を見つめ直す」為のものだと思います。身近な方の死と出会...
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かけ違い...

「わかって欲しいのかけ違い」これは人間関係のドライブの大きな要因です。事態をわかって欲しいのか、気持ち感情をわかって欲しいのかのかけ違いです。前者は「理解」して欲しい。後者は「共感」して欲しいのです。前者は先入観なしに「聞く」、後者は気持ち...
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愛の反対語

「愛の反対語を知っていますか?」それは「無視あるいは無関心」です。愛するとは「相手に関心を持ち示すこと」と言えます。仏教の言葉に「慈悲」があります。「慈」とは相手の望みを知り、その助けをすること。「悲」とは相手の苦しみを知り、その低減の助け...