たのしみは 妻子(めこ)むつまじく うちつどひ 頭(かしら)ならべて 物をくふ時
たのしみは まれに魚煮て 兒等(こら)皆が うましうましと いひて食ふ時
たのしみは 空暖かに うち晴れし 春秋の日に 出でありく時
たのしみは 心にうかぶ はかなごと 思ひつゞけて 煙草すふとき
たのしみは 錢なくなりて わびをるに 人の來(きた)りて 錢くれし時
江戸時代の歌人、橘曙覧(たちばな の あけみ)の歌です。
楽しみは、見つけようとする人に訪れるようです。
<橘曙覧>
– 廣瀬センセの今日も上機嫌リーダー *516* –
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