『白隠禅師和讃』
迷える心を持つ わたしたちも 本当は 仏なのです
それは ちょうど 水と氷のようなもので
水がないと氷ができないのと 同じように
わたしたちを ぬきにして 仏は ありえません
わたしたちが 仏であることを 知らずに
あちこち 探しまわるのは むなしいことです
それは、たとえば 水の中にいながら 水をください!と 叫んでいるようなものです
本当は とても幸福なのに そのことに気付かず「わたしは不幸だ」と 嘆いているのと同じことです
いつまでも 苦の世界から 抜け出すことが できないのは
自分の境遇を くよくよと 嘆くからです
その 長い長い 闇を通り抜けて
生きる・死ぬ という 想いから離れることが肝心です
<白隠禅師坐禅和讃>
– 廣瀬センセの今日も上機嫌リーダー *1,038* –
コメント