橘曙覧

上機嫌メッセージ

たのしみは...

たのしみは 艸(くさ)のいほりの 莚(むしろ)敷(し)き ひとりこころを  静めをるとき たのしみは すびつのもとに うち倒(たふ)れ ゆすり起(お)こすも 知らで寝し時 たのしみは 珍(めづら)しき書(ふみ) 人にかり 始め一(ひと)ひら...
上機嫌メッセージ

妻子むつましく

『たのしみは...』。 節分を妻と嫁が巻いた恵方巻を食しながら迎えました。 その際に、近くに住む次男、同居する三男、四男が並んで食事する姿に、ふと幕末の歌人、橘曙覧(たちばなあけみ)の独楽吟の一節が出てきました。 「たのしみは妻子むつましく...
上機嫌メッセージ

たのしみは...その②

「橘曙覧・独楽吟」その② 楽しみは 心にうかぶはかなごとを思い続けて、煙草を吸う時。 楽しみは 心をおかぬ友達と笑い語り、腹をよる時。 楽しみは 機織りたてて、新しき衣を縫いて妻が着する時。 楽しみは 三人の子供すくすくと大きくなれる姿見る...
上機嫌メッセージ

たのしみは...その①

「橘曙覧・独楽吟」その① 楽しみは 草のいおりのむしろ敷き、ひとり心を静める時。 楽しみは 妻子睦まじくうちつどい、頭並べて物を食う時。 楽しみは あたたかにうち晴れし春秋の日に、出で歩く時。 楽しみは 朝起きいで、昨日まで無かり花の咲ける...
上機嫌メッセージ

たのしみは...

たのしみは 艸(くさ)のいほりの 莚(むしろ)敷(し)き ひとりこころを  静めをるとき たのしみは すびつのもとに うち倒(たふ)れ ゆすり起(お)こすも 知らで寝し時 たのしみは 珍(めづら)しき書(ふみ) 人にかり 始め一(ひと)ひら...