上機嫌メッセージ

『統合宗教実践』(1)

私の師エバレットは比較宗教学の権威でもあります。 私は宗教を比較するのではなく、どのように同じかと統合の方法で観ています。 ヒンドゥー教の創造神ブラフマーはユダヤ教のヤハウェ、古神道では天御中主。 大いなるものを外側に観ると神と内側に観ると...
上機嫌メッセージ

人間くさい日本の神々

古事記の神話に登場する神々の物語を読んで、欧米の全知全能の神との違いです。 日本の神々は他の神を疑ったり、嫉妬したり、様々な欠点をもち、「なんとも人間くさい」ということです。 日本は互いの長所を活かし欠点を補い合いながら、事を成していく文化...
上機嫌メッセージ

伝統的ライフサイクル

「七つまでは神のうち」「上座に座る村の長老」。 日本の伝統的ライフサイクル観は、祖先(神様)からスタートし、神様に近い幼児、青年、壮年、を経て、神様の近くの老年を迎え、やがて、祖先(神様)になっていく「円循環型」でした。 だから「老」への敬...
上機嫌メッセージ

『君が代に対する誤解』その(3)

「君が代は天皇崇拝の歌だ」と誤解している人がいます。 君が代の「きみ」は君主を表すのではないと言われています。 日本神話の国産みの男神「イザナキ」の男性を表す「き」と女神「イザナミ」の女性を表す「み」の古代日本語の「きみ=男女・夫婦」に「君...
上機嫌メッセージ

宝物の色紙

書家から頂いた色紙。 一昨日と昨日、菅原道真公の歌を配信しました。 その後、そう言えばばと思い、家の中を探してみると、以前、書家の方から頂いた色紙を発見しました。 『心だに誠の道にかなひなばいのらずとても神やまもらむ』 (菅原道真) 心に誠...