上機嫌メッセージ

『雨』高野喜久雄(2)

降りしきれ雨よわけへだてなく涸(か)れた井戸踏まれた芝生こと切れた梢なお ふみ耐える根に降りしきれ雨よそして 立ち返らせよ井戸を井戸に庭を庭に木立を木立に土を土におお すべてをそのものにそのもののてに。廣瀬センセの今日も上機嫌リーダー *2...
上機嫌メッセージ

『雨』高野喜久雄(1)

降りしきれ雨よ降りしきれすべて立ちすくむものの上にまた横たわるものの上に降りしきれ雨よ降りしきれすべて許し合うものの上にまた許し合えぬものの上に廣瀬センセの今日も上機嫌リーダー *2,523*
上機嫌メッセージ

『雨』八木重吉

雨の音が聞こえる雨が降ってきたのだあの音のようにそっと世の為に働いていよう雨があがるように静かに死んでいこう-----クリスチャンで、死病といわれた結核で若くして亡くなった八木重吉の詩です。目前にせまる死を見つめながら、病床のありながらも、...
上機嫌メッセージ

紫陽花の小路

近くの公園へ向かう途中にある「あじさい小径」があります。毎年、梅雨のこの時期、野生のあじさいが咲いて、心を和ませてくれています。雨には紫陽花がよく似合います。鮮やかに咲くアジサイの花を見ながら、改めて「ありがとう」と呟いていました。廣瀬セン...
上機嫌メッセージ

雨(八木重吉)

雨のおとがきこえる雨がふっていたのだあのおとのようにそっと世のためにはたらいていよう雨があがるようにしずかに死んでゆこう-----クリスチャンで、死病といわれた結核で若くして亡くなった八木重吉の詩です。目前にせまる死を見つめながら、病床のあ...