上機嫌メッセージ

当たり前を受け入れる

『そうか!ひじは外側に曲がらなくてもよいのだ』。禅を西洋に紹介した鈴木大拙師が、大悟した際に、この言葉をあげたそうです。悟りを得るとは、「無理なことをして、凄いことができるようになることではなく、与えられた制限にも、感謝して受けいれること」...
上機嫌メッセージ

道元禅師が学んだこと

『眼は横に、鼻は縦に』。中国から禅を学び帰国した道元禅師に、「貴方は何を持ち帰ってのか?」と問われ、答えた言葉です。この話に、私が思うのは、「悟りとは何も特別なことを知ることではなく、当たり前のことをそれをそれとして実感すること」ではないか...
上機嫌メッセージ

柳は緑 花は紅 真面目

「柳は緑 花は紅 真面目」柳は緑色、花は紅色をしているように、自然はいつもあるがままの美しい姿をしていることから、禅宗では、悟りの心境を表す句です。当たり前に思えることのなかにこそ、自然の美しさがあり、人生の幸福もあるのではないでしょうか。...
上機嫌メッセージ

柳は緑、花は紅、真面目

日本庭園にある枯山水を鑑賞しながら、この禅語を思い出しました。「柳は緑、花は紅」とあたりまえのことをありがたいと実感する心こそ大事だという教えです。モノトーンの石庭を見ながら、緑や青や赤、黄色といった自然界にある様々な色合いを感じられるよう...
上機嫌メッセージ

不風流処也風流

風流ならざるところ、また風流。竹林の小径に流れる小川を見て、この禅語を思い出しました。不風流のようだが、そこにまた何ともいえぬ風流なところがある。まさに、そんな光景でした。小川のせせらぎを聞きながら、私の中にも間違いなく日本人のDNAが流れ...