悟り

上機嫌メッセージ

煩悩即菩提

煩悩即菩提(ぼんのう そく ぼだい)。親鸞聖人などが言っていた言葉で、煩悩を持ったまま悟るという意味です。我々凡人は欲や自我意識を捨てようとしても出来るものではあリません。そんな私達には救いになる教えです。欲や自我意識を否定するのではなく、...
上機嫌メッセージ

幸福であることに気づくこと

「柳は緑 花は紅 真面目(しんめんもく)」柳は緑色、花は紅色をしているように、自然はいつもあるがままの美しい姿をしていることから、禅宗では、悟りの心境を表す句です。当たり前に思えることのなかにこそ、自然の美しさがあり、人生の幸福もあるのでは...
上機嫌メッセージ

一切皆苦

苦悩としっかりと向かい合い、それを乗り越えた人ほど他人を癒す力があります。仏陀の悟りは「一切皆苦」です。「人生は生、老、病、死。愛別離苦、怨憎会苦、求不得苦、五蘊盛苦の四苦八苦。嗚呼、なんて苦にみちているんだろう」という深い絶望から始まって...
上機嫌メッセージ

悟った人

悟った人は一見、ごく平凡な人。平凡さを歓迎する人こそ、悟った人。宮沢賢治の『雨にも負けず』を読んでいて思いました。雨にも負けず、風にも負けず、決して怒らず、いつも静かに笑っている、自分を勘定に入れず、褒められもせず、苦にもされず、そういうも...
上機嫌メッセージ

当たり前の中に...

そうだ!ひじは外に曲がらなくていいんた。これは、禅の大家、鈴木大拙師が悟りを得た際に、あげた言葉だそうです。宋より帰国した道元に何をして帰国したのかという問いに「鼻は縦に、眼は横に。あとは空手で帰って来た」と答えたそうです。当たり前のことの...