今朝の新聞各紙で紙面を賑わしているコンビニエンスストアに関するニュース
コンビニ3位のファミリーマートが、4位のサークルKサンクスを傘下に持つユニーグループ・ホールディングスと経営統合を含めた交渉に入るそうです。
コンビニの店舗数、全国で5万店にも達して、ほぼ飽和状態。店舗数の大幅な拡大は見込めないでしょうし、規模拡大による効率化が急務なのでしょう。
現状、売上高では首位のセブンイレブンが3兆7812億円と抜きん出ていますが、ファミマ+サークルKサンクスで2兆7407億円となるので、ローソンの1兆9453億円を大きく上回る規模となります。
いよいよコンビニ三国志時代突入!?
イメージとしては
王者に君臨するセブンイレブン:魏
覇権奪還に向け戦略をしかけるローソン:呉
当初は小規模ながらも徐々に拡大するファミマ+サークルKサンクス:蜀
↑こんな感じかな...私の偏見かも知れませんが
仮にこの経営統合が実現したとすると、単純にコンビニエンスストア市場の再編だけに留まりません。
ユニーHDは、アピタ、ピアゴ(旧ユニー、ユーストア)などのスーパーも傘下にあるので、イオン、セブン&アイ・ホールディングス、ヤマダ電機に次ぐ国内4位の小売りグループになるんだそうです。
ポイントシステムの観点からみてみると、ファミリーマートはTポイント、サークルKサンクスではRポイント(楽天スーパーポイント)が使われています。
さすがにいきなりどちらかに一本化とはならないでしょうから、しばらくは現状のままファミマではTポイント、サークルKサンクスではRポイントカードを提示することになるのではないかと想像しています。
ただ最終的にはブランドの統一を目指しているようですね。
ひょっとしたら、ファミマで楽天スーパーポイントが使える・貯まる時代がくるようになるのかも知れません。
電子マネーも使える幅が広がるのではないでしょうか。
元々、ファミマでもサークルKサンクスでも、Edy、iD、Suicaなど主要電子マネーは使用できますので、大きな問題はないでしょう。
ユニーHDでは unico と言う独自の電子マネーを展開しているのですが、こちらがファミマで使えるようになるなどの利便性向上はあるかも知れませんね。
サークルKサンクスで便利なところは、VJA(VISA)、UCB、DC、UC、UFJニコスのギフト券が使えることなのですが、これがファミマでも適用できたら最高なのですが
いずれにしても、今回の統合、消費者にとっては歓迎すべきことが多いのではないでしょうか。
さーて、三国志時代を勝ち抜くのは、どのグループになるのでしょうか? 諸葛亮孔明でも現れるのでしょうか??
楽しみです。
余談ですが、ピアゴの店内で流れている曲、ご存知です?
心が ピアピア ピアゴー ってヤツ。中部地区の方しかわからないかも知れないけど。
「いつも家族と一緒に」って言うタイトルです。
ピアゴ・アピタ愛唱歌|「イイこと、プラス。」 アピタ・ピアゴ
↑ユニーHDのサイトで聞けますし、MP3でダウンロードもできます。一度聴いたら耳に残って、思わず口ずさんでしまいますよ~。
こっころが ピッアピア ピアッゴ~
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