大人の工場見学でビールを満喫♪|KIRIN横浜工場

ちょっとお友達と生麦に行ってきました。
滅多に下車することのない駅ですね...各駅停車の普通列車しか止まらないし...でもなんか、まだ昭和の香りが少し残る、下町情緒のある街って感じでした。

大人の工場見学、ビール工場♪

私ね、小学生の時の社会見学って大好きだったんですよ。工場見学なんて、最高のパターン!
一番記憶に残っているのは、小学校の時に行った、カワイのピアノ工場とスズキの自動車工場。一日に両方を見たのですが、片や職人さんが手作りのピアノ、片やロボットが大活躍の自動車製造ラインと、ものづくりにもいろいろあるんだなー、って子供心に感じたものです。

で、本日、生麦まで行きましたのは工場見学だったのです。
向かった先は、京急の生麦駅から歩いて10分ほどのところにある...

工場見学の受付入口|キリンビール 横浜工場

工場見学の受付入口|キリンビール 横浜工場

キリンビールの横浜工場。
キリン一番搾りができるまでの一通りを、ガイドさんが解説しながら、工場見学させてくれるんです。

受付で名前を告げて、予約の時間までウェイティングスペースに。

待合スペース<ノミモノ・ラボ>|キリンビール 横浜工場

待合スペース<ノミモノ・ラボ>|キリンビール 横浜工場

既にここでもビールの作り方とか、原料のホップの話とか、この横浜工場で製造されている一番搾りのパッケージの話とか...いろんな展示があって楽しめちゃいます。
↑まだ見学ツアーが始まっていないのに、既にテンションが上がっている私がいます。

ちなみにこの待合スペースとなっているノミモノ・ラボは、工場見学に参加しなくても無料で見学することができますよ。

予約の時間が近づいてきましたらアナウンスが入り、まずはシアターに、工場長のご挨拶メッセージの後に堤真一さんの特別メッセージも♪
一番搾りのうまさの秘密を紹介するビデオが流れ終えたら工場見学スタート。

エスカレーターを上がって上の階へ。
そうそう、この工場見学ね、基本的に写真撮影OKなんですよ♪ 動画や音声はNGとのことですが、静止画の写真撮影は大歓迎とのことでした。

まずはホップと麦芽のこだわり。KIRINビールは、精麦から自社工場でやっているんですって。これってかなりレアですよね。

麦芽とホップ|キリンビール 横浜工場

麦芽とホップ|キリンビール 横浜工場

↑実際に麦芽とホップを手に取って触り、香りを嗅ぐこともできます。
麦芽をちょっと食べさせて頂きましたが、苦味の後にちょっと甘味がくる感じ。そんなにくどくないんですね、ちょっと意外。
なんかね、お豆さんみたいな感じ。

ホップの断面|キリンビール 横浜工場

ホップの断面|キリンビール 横浜工場

ホップを割って断面を見てみました。割った瞬間に麦の香りがふわ~っと。この黄色い粒々が苦みと香りの素なんですって。

そして見学ルートは大きなタンクの上の見学通路へ。

仕込み窯|キリンビール 横浜工場

仕込み窯|キリンビール 横浜工場

ま、タンクを見たところで中が見えるワケではないのですが...と、ここでビックリ! 突然照明が消えて真っ暗。
停電のアクシデント!? と、思ったら、なんとなんとプロジェクションマッピングを使って、タンクの中で何がどのように動いているのか、見せてくれるんです。単にパネルで説明されるより、こうやってリアルな大きさで見せて頂けると、とってもイメージし易いですね♪

ビールってのは、普通は最初に絞った麦汁(一番搾り麦汁)と、二回目の絞り汁(二番絞り麦汁)を混ぜてつくるのが一般的なんだそうです。
キリンの一番搾りは、その名の通り、一番搾りだけしか使っていないんですって。

一番搾りと二番搾り(比較)|キリンビール 横浜工場

一番搾りと二番搾り(比較)|キリンビール 横浜工場

一番搾り麦汁と二番絞り麦汁の飲み比べをさせて頂きました。
左が一番搾り、右が二番搾り。見た目からして色が全然違いますでしょ。
それだけじゃなくて、旨みが全然違うの。一番搾りは甘みが濃くて、ちょっととろみもあるように感じました。

続いて発酵・貯蔵工程。
タンクの中で麦芽に酵素が働いて、アルコールができる様子をビデオとパネルなどを使って説明してくれます。

発酵したビールは1~2ヶ月程度、貯蔵させて寝かせると美味しくなるんだそうです。出荷のタイミングは工場の職人さん(マイスター)の五感が頼りのようです。もちろん、成分濃度など科学的な手法も使われているようですが、人間の五感って、やっぱりすごいんですね。

最終工程は、パッケージング。

印字機・空缶洗浄機|キリンビール 横浜工場

印字機・空缶洗浄機|キリンビール 横浜工場

ちょっと写真じゃわかりにくいですが、奥には缶に製造年月日などを刻印する印字機があります(って言っても、缶が速いスピードで流れているだけにしか見えませんが)。
手前には空缶洗浄機。こちらも缶がひたすらに流れていくところ。

缶詰・巻締|キリンビール 横浜工場

缶詰・巻締|キリンビール 横浜工場

その先には缶詰・巻締の工程。これまたグルグルグル~っと、缶が大量に流れています。

ビールは3杯も飲めちゃいます♪

そしてそして、お待ちかね! 工場見学の最後は、楽しい試飲♪
工場でできたての一番搾りを頂くことができます。

1時間ほどの楽しい工場見学の後の試飲ですからねー、もう頭の中は完全に一番搾りモード。

試飲会場(一番搾り)|キリンビール 横浜工場

試飲会場(一番搾り)|キリンビール 横浜工場

目の前でお姉さんがグラスに注いでくださいます。

一番搾りプレミアムと一番搾り黒生|キリンビール 横浜工場

一番搾りプレミアムと一番搾り黒生|キリンビール 横浜工場

うーん、黄金色に輝くビール、見るからに美味しそう!
あとね、ビールに添えられてくるのがキリン工場限定の亀田の柿の種(チーズ味)。
これがまた、ビールにメチャクチャ合うんですよ、チーズの香りと味がね、一番搾りのホップの香りにピッタリなの。
おまけにキリンビール酵母使用っていうから、ネタとしても良くできていらっしゃる♪(笑)

一番搾りプレミアムと一番搾り黒生|キリンビール 横浜工場

一番搾りプレミアムと一番搾り黒生|キリンビール 横浜工場

ビールは他にも一番搾りプレミアム一番搾り<黒生>もいただけます。

プレミアムは名前そのもの、ホントに上品な味。ホップが違うんですって。そんな上等なホップの、しかも一番搾り麦汁だけしか使っていないっていう、かなりの贅沢ビール。

スーパーやコンビニでは、一番搾りプレミアムは販売していないそうで、贈答品用と、一部の飲食店でしか提供されていないんですって。あー、このビール、スーパーで売ってたら、絶対に買ったのにぃ!!!
黒生は見た目そのまま、とーっても深い味わい。香りも味もね、ずーん!と来る感じ。

試飲会場の隣には売店があって、美味しいおつまみ、一番絞りグッズなどが売られていました。

柿ピー(チーズ味)|キリンビール 横浜工場

柿ピー(チーズ味)|キリンビール 横浜工場

おつまみの柿ピー(チーズ味)がメチャ美味しかったので、思わず購入してしまいましたよ。

試飲まで含めて計80分のコースなのですが、アッと言う間に終わってしまいました。
ビールが苦手な方でも、工場見学は楽しいですし、試飲はソフトドリンクもありますので、ドライバーさんやビールを飲まないという方でも楽しめます。

キリンビールのホームページから申し込むことができます。もちろん、参加費は無料です。
土日でも開催しているので、皆様も是非、行ってみてください。
↑なんて言いつつ、土日祝日はかなり早めに予約が埋まってしまうようなので、早めの予約がお勧めです。

キリンビール 横浜工場(神奈川県)|キリンの工場見学
↑詳しくはこちらをクリックしてくださいね。

いやぁ、楽しい工場見学でした♪

ネットで探してみたらありましたよ、一番搾りプレミアムを含む飲み比べセット
ちょうど今日、いただいた三種類が全て含まるセットで、一番搾り(350ml×4本、500ml×2本)、一番搾り超芳醇(350ml×2本)、一番搾り〈黒生〉(350ml×2本)、一番搾りプレミアム(350ml×2本)の詰め合わせ。
今年のお歳暮、コレにしようかな。