クレジットカードとか電子マネーとか、キャッシュレスで決済すると2%なり5%なり、割り引いてもらえたり、後からポイントとしていただけたりする「キャッシュレス・ポイント還元事業」、皆様も恩恵に授かっていることと思います。
残念ながらこの事業は今月いっぱい、2020年の6月末で終了となります。では、七月以降はどうなるのでしょうか?
マイナポイントって?
キャッシュレス還元事業の後継という訳でもないのですが、9月からマイナポイント事業が始まります。
*マイナポイント事業
マイナポイント事業というのは、マイナンバーカードの普及とキャッシュレス決済促進を目的とした、総務省による事業です。
正直、始めるまで、少々...いえ、結構、面倒くさい手間がかかりますが、一人当たり最大で五千円分のポイントがもらえてしまう事業ですので、登録すべきです。
何やらかわいらしいキャラクター、マイナちゃんが登場しているCMまで完成しています。
まずはマイナンバーカードをつくりましょう
マイナンバーカードをお持ちでない方は、まずはマイナンバーカードをつくりましょう。
↑って、今のご時世、この一文を簡単に口に出せないんですよね...新型コロナの影響による経済対策として、特別定額給付金などが実施されていますが、これらのオンライン申請に使うため今、マイナンバーカードの申請窓口が大混雑なのはご存知の通りです...
手元に「個人番号カード交付申請書」がある方は、スマホやパソコンからでも交付申請が可能です。
「そんなの、もう無くしちゃったよ」という方は、お住まいの市区町村窓口にて新しい交付申請書の交付を受けて、案内にしたがって申請手続をしてください。
↑と言いつつ、これに関しては、もう少しコロナ禍が落ち着いてからの方が良いかと思います。
管理人の私はたまたま、マイナンバーカードの事業が始まってすぐにカードを作成していました。
余談ですが、そのおかげもありまして、特別定額給付金はGW明けすぐにオンライン申請しまして、5月末に申請は問題無しとのメールを受診、その翌日に振り込まれておりました。
マイナポイントの”予約”をしましょう
マイナンバーカードの作成が完了したら、そのマイナンバーカードを使って「マイキープラットフォーム」という専用サイトでマイナポイントを予約します。予約作業が完了すると、数字とアルファベットが混ざった八文字程度の「マイキーID」が発行されますので、これを控えておくことをお忘れなく。
2020年7月より、自分の好きな決済サービスを一つ選択することができるようになります。
6月現在、まだキャッシュレス決済事業者は現在募集中のようですが、既に三井住友カード、Suica、楽天EDY、PayPayなど様々なキャッシュレス事業者が名乗りを上げていますので、一覧の中から、自分が一番頻繁に使うサービスを選択しましょう。
逆に言いますと、マイナポイント事業でポイントバックを受けられるのは、自分が選んだ一つのサービスのみ、ということになります。
ですので、クレジットカードを頻繁に使っているという方はそのカード、いつもSuicaで買い物をしているという方はSuicaというように、ご自身が一番よく使われているサービスを選びましょう。
マイナポイント事業は、9月以降に、選択したキャッシュレス決済に残高をチャージしたり、商品を購入したりサービスを利用したりして使った際に、「マイナポイント」をいただけるというシステムです。
マイナポイントは、キャッシュレス決済サービスを提供する事業者(決済事業者)を通じて付与されます。つまりマイナポイントって表現していますけど、Suicaを選択したらJREポイント、三井住友カードでしたらワールドプレゼントポイントって具合に、いつも使っているクレジットカードや電子マネーなどのポイントとして付与されるってことです。
ポイント付与率は25%でマイナポイント付与の上限は五千円ですので、二万円までのチャージもしくは決済利用が対象となります。
さらにマイナポイントも終了した後については、現時点で断言することはできませんが、必ずやキャッシュレス決済が促進される方向に国が舵を取ると思います。
まだまだ伸びしろのある日本のキャッシュレス事業、これから益々便利に、益々お得になっていくことでしょう。
また詳細情報、続報などわかりましたら、こちらのサイトにアップしますね。
もうここまでくると、現金で支払いをするなんてもったいない!って思っちゃいますよ。マイナポイントがなくっても、普通にクレジットカードや電子マネーを使うとポイントってつきますものネ♪
お得なポイントの貯め方については、私の前著をお読みください。
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